構えのコツ⑦左足のかかとは2㎝上げ、右足のかかとは数mm上げる
左足のかかとは、①で骨盤を前傾させると、かかとの位置が異常に高くなることはなく、だいたい2cmくらいになる。
右足のかかとは、べったり床についてしまうとスムーズにすり足ができず、体がどんどん沈んで行ってしまう。右 ...
構えのコツ⑥膝を軽く曲げ、左膝を内側に入れて左足をまっすぐ前に向ける
人間の体はその構造上、①「骨盤を前傾させる」と、両足のつま先は内側に入り、その逆に骨盤を後傾させると、つま先は外に開く。そこで、①をやりつつ、④「左腰を前に出して腰を正対」させることにより、左足の向きは外に開かずに勝手に前に ...
構えのコツ⑤左こぶしは体の中心線よりげんこつ一個分左側、右こぶしを体の中心に置く。剣先は相手の左目と喉の間に。
これも、指導者によっては「左こぶしは体の中心へその前、剣先は相手喉につけて中心をとる」と口を酸っぱくして言うのではないだろうか。この教え方がダメな理由もこの記事の後半に書いておく。
体得のコツ④の項目で腰をまっすぐ前に向け ...
構えのコツ④左腰を前に出し、ヘソを相手に正対させる
②で、「左足に体重を思いっきり乗せる」と言ったが、できるだけ左足の真上から体重をかけるようにすると、必要以上に足幅が開かず、腰をまっすぐ前に向けることができる。イメージとしては、ヘソから相手の顔にむかってビームを照射しつづけ ...
構えのコツ③体軸を床に対し垂直より若干後ろ寄り、右寄りに傾ける
これも、一般的な指導者が見たら「何を言ってるんだ、真っ直ぐだろうが」とか言われそうであるが、譲ることができないくらい大事なことだと考える。まっすぐだとダメな理由があるのである。(知りたい人だけ<こうする必要がある理由>のところ参照)
構えのコツ②体重を左足に思いっきり(8:2~9:1くらいの比率)乗せる
重心の位置を意識することは重要である。剣道の場合、「体重は左右の足の間の真ん中に置く」と教えられることが多いが、これは経験を積んでいく中で「ちょっと違うかも」と気づいて自分なりにいろいろやってみることが大切だ。
体得のコツ...
構えのコツ①骨盤を前傾させる
骨盤と関係ないような気がするが、まず自分の首を伸ばすように意識する。真上よりも若干後ろ上方に首を伸ばすのがポイント。自分が、ろくろ首(妖怪)になったようなイメージで。(図1)
首が後ろ上方に伸びると背骨が軽く反り ...
構えのコツ
今回は、剣道において”超”重要な「構え」についてである。
構えによって、その人の技の得意・不得意が決まってしまう。自分の思う通りの剣道ができない人は、構えを見直す必要があるかもしれない。
竹刀の握り方のコツ
もっとも基礎的でいて非常に重要。今までのよくある教え方のよくないところを確認しながら、誤解しにくくイメージしやすい例えを使うことで、ちょっとしたコツを伝えたい。
今まで伝えられてきたありがちな教え方通常、例えばこんなふうに ...